空調設備に依存せずに快適な環境をつくりだすことが意図されている。
各階の天井に設けられた。「風の道」から海風・陸風を取り入れて通風、換気に利用し、また、各階をセットバックさせてできた「アサギテラス(アサギは沖縄古来の祭祀の場所の意味)」をパーゴラ(つる植物を這わせた日除け棚)で覆い屋上緑化するなどして、屋根、外壁、開口部を強い日射と風雨から保護するとともに、市民に日陰となるスペースを提供している。
「プププメモ」
設計:象設計集団
アサギテラスが外周部に並び、特に西日の厳しい西側では軒を深くして日陰を大きく作る様な設計になっている。
テラスには屋上緑化されたスペースも確保され、太陽の日差しによる輻射も和らげている。
縁側的な曖昧な空間を共有することで人間にも自然環境にも優しい建築。
県庁舎や市庁舎と言われる庁舎建築は象徴性を持たせる意味で、モニュメンタリティな威厳を見せる表現で造られて来た。
しかし、この「名護市庁舎」はその意味で言えばまったく異質な庁舎建築の部類に入る建築ではないか。
今日はここまで−!
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