2009年06月20日

名護市庁舎(沖縄県)

名護市庁舎(沖縄県)

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空調設備に依存せずに快適な環境をつくりだすことが意図されている。

各階の天井に設けられた。「風の道」から海風・陸風を取り入れて通風、換気に利用し、また、各階をセットバックさせてできた「アサギテラス(アサギは沖縄古来の祭祀の場所の意味)」をパーゴラ(つる植物を這わせた日除け棚)で覆い屋上緑化するなどして、屋根、外壁、開口部を強い日射と風雨から保護するとともに、市民に日陰となるスペースを提供している。

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「プププメモ」

設計:象設計集団

アサギテラスが外周部に並び、特に西日の厳しい西側では軒を深くして日陰を大きく作る様な設計になっている。

テラスには屋上緑化されたスペースも確保され、太陽の日差しによる輻射も和らげている。

縁側的な曖昧な空間を共有することで人間にも自然環境にも優しい建築。

県庁舎や市庁舎と言われる庁舎建築は象徴性を持たせる意味で、モニュメンタリティな威厳を見せる表現で造られて来た。
しかし、この「名護市庁舎」はその意味で言えばまったく異質な庁舎建築の部類に入る建築ではないか。


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今日はここまで−!
posted by kenchiku2009 at 21:49| 東京 ☀| その他の公共施設 | 更新情報をチェックする

ケアタウンたかのす(老人保健施設・在宅介護支援センター・他 秋田県)

ケアタウンたかのす(老人保健施設・在宅介護支援センター・他 秋田県)

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全体として110名分の個室からなる施設だが、グループホーム的なケアが可能な独立した小規模な8名の単位に分割されている。

一部のユニットを認知症高齢者のグループホームとして運営している。

将来にわたって柔軟な運営への対応も可能で、平屋建ての各ユニットは、個室(療養室)の他に、トップライトからゆるやかな光を採り入れたキッチン+リビング空間をもっている。

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「プププメモ」

「ケアタウンたかのす」は、できる限り在宅で安心できる老後を迎えたいと願う住民は、在宅介護・生活支援サービスを充実させるとともに在宅での生活を支えるための総合的な施設の必要性を行政に提言し、7年の歳月をかけて1999年に完成した。

ここでは、老健施設に80名、短期入所施設に30名が暮らしている。

当初の提言通りできるだけ在宅と同じような状況で生活できるようなケアを行っている。

写真の屋根の上の三角形は鷹のくちばしをイメージし、8つの個室と団欒室などをそろえた一つの家のようになっている。


今日はここまでー!
次はその他の公共施設編です。
posted by kenchiku2009 at 20:58| 東京 ☀| 高齢者のための施設 | 更新情報をチェックする
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