誰でも気軽に様々な方向から立ち寄れるように、複数のエントランスのある円形の平面構成を採った総ガラス張りの現代美術館。
各展示室は各々独立した立方体として円形の館内に配置されており、建物の端から端まで見通すことのできる幾つかの廊下がある。
「プププメモ」
建築設計競技で選ばれた設計者の妹島和世と西沢立衛(SANAA)は、開館後に実際に展示を行う学芸員より、世界中の美術館の展示室をモデルに正方形や長方形、円形などさまざまなタイプの理想的な展示室の提案を受けた。
それらの展示室を集落のようにおのおの独立させて配置し、天井と円形のガラスの外壁とで覆っている。
公立美術館冬の時代と言われ、「ここがコケたら今後50年間は冬の時代が続く」と、各地の美術館から入館者の推移が注目されたが、開館から1年間で地方都市の公立美術館としては驚異的な157万人もの入館者を集めた。
平成18年8月に入館者数250万人を突破した。
今日はここまでー!