一辺120mのほぼ正方形で2層からなる校舎は、中央に体育館が配置されている。
その周囲に幅6.5mのフレキシブルラーニングエリアと呼ばれる空間が連続的に配され、多様な学習形態展開に対応している。
中庭
フレキシブルエリア
「プププメモ」
設計は小嶋一浩
氏曰く
総合高校は偏差値が高くなり進学校化する傾向があります。
そうなると、たとえばもともとあった土木系が少数派になってしまうなどで、ある部屋が別の用途へと転用されることを考えておかなくてはなりません。
プレキャストコンクリートを用いて、すべての壁をスパン方向に取り外せるようにしてあるのは転用を容易にするためです。
また、梁は柱に取りつけたフックに引っかけています。
耐力壁は南北方向だけですので、少し床を追加すれば幅12メートルの相当大きな一室空間が取れます。
また、ここでは行き止まりがないようにとサーキュレーションにこだわりました。
今日はここまでー!
次は幼稚園・保育園編です。