2009年06月20日

海の博物館(三重県)

海の博物館(三重県)

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漁具(漁船・漁網など)の収蔵・展示・研究を目的に建設され、3つの収蔵庫棟、2つの展示棟、研究管理棟からなる。

収蔵庫棟が施設の特徴の一つで、重要文化財等を扱うため、性能、コスト、耐久性がきめ細かく検討され、船の保存等に必要な湿度維持のためのたたき土間の床や、アルカリ成分の影響を抑えるためのプレキャストコンクリートの採用、塩害に対する瓦屋根の採用など、地域性を踏まえながら「収蔵品のための空間」を実現している。



「プププメモ」

設計:内藤廣

設立当初は鳥羽市街近くにあったが、年々増え続ける膨大な収集資料の保管場所に困窮し、また建物の雨漏りや塩害による窓枠の腐食等により資料の保管状況も劣悪であった。

1985年(昭和60年)収蔵資料の一部が重要有形民俗文化財に指定されたことを契機に、文化庁の補助をうけて収蔵庫を現在地に新築した。

移転前に塩害に苦しんだ経験から、外装材には極力金属を用いず、全ての建物の屋根が日本瓦葺きとなっている。

このため、周辺地域の漁村風景に溶け込んだ意匠となっている。

バブル経済時代の設計にもかかわらず、低コストで建築できた点も注目を集めた。

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今日はここまで−!


posted by kenchiku2009 at 13:55| 東京 🌁| 美術館・博物館(日本) | 更新情報をチェックする
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